Link!

ずっと、きっと、もっと、会いに行くよ!

虹のあとに

王子お誕生日おめでとうございます!!!!!!!!!!

なんとお祝いするのは今回で5度目。おめでたい。

 

……と言いつつ今回もまたまたまた続きもの&まだ続いた主従片思い話です。

もうね、吹っ切れました。書きたいもの書こうって吹っ切れました。(屑)

 

 

ということで…

4本目の続きものです。とはいえ今回は番外編的な位置づけで、本来は誕生日文ではなく別で書こうと思ってたのですが、どーーーしても今書きたいのはこれだったのです、、、

なお今回の話はツイッターの診断メーカーさんで、昨年の話を書いた数日後に出たお題をもとにしたお話となっています。

どんなお題が出たのかはあとがきへ。

 

診断メーカー様はこちらです!ありがとうございました。

shindanmaker.com

 

 

 

※これだけ読んでも一応大丈夫です。

BH4話軸のいぐ→→←←のくです。

※恋愛要素薄め。さらにアニバーサリー感はまっっっったくのゼロ…申し訳ない…

※このシリーズ(?)はこちらにございます。よかったら順番に読んでみてください、、!

(1作目)https://oolinklinkoo.hatenadiary.org/entry/20180830/1535626426

※今回は、昨年書いた「止まない雨に願った日」の数週間後の小話です。

 

 

お付き合い頂ける方はこちらから!

 

 

 

「あれ?雨なんて降ったっけ?」

 

暦上の季節は秋。
しかし9月中旬の気温はまだ秋と言うにはあまりにも早い。真夏の殺人的な日差しを感じることは少なくなったものの、日の高いうちは少し動いただけで汗ばむことも少なくない。
部屋のクーラーが恋しい放課後、気怠さと戦う帰り道で、沈黙を破ったのは隣を歩いていたプロンプトだった。
歩道に出来た小さな水たまりを不思議そうに眺めている。

 

「さっき結構降ってたろ。…お前、5限寝てたのか?」
「あははー…まあね!」

 

こいつとはクラスが違うから見てたわけじゃねえけど、どうやら俺の勘は当たったらしい。それなりに強めの雨が降ってたから、普通に授業受けてたとすれば気が付かないわけないしな。どうせ夜中までゲームしてて昼間に眠くなるっていういつものパターンだろう。
さして悪びれた様子もなく気にする様子もなく、いっそ清々しい。

 

「けど晴れてよかったー。傘持ってきてないもん」
「だな」

 

水たまりを避けながら歩く。場所によってはかなり大きく深い水たまりも出来ていて、油断をすれば買ったばかりのスニーカーが水に浸かってしまう。
足元から目を離すことなく慎重に進まなければ。

 

「……あ!そうだ!」

 

やや大きな水たまりを軽くジャンプで飛び越した瞬間、何かを思い出したような楽しげな声が背中から掛かる。

 

「ね、昼休みに言ってたシェイク飲みに行かない?」

 

声に振り向くと、いいこと思い付いた、と言わんばかりに元気よく右手を上げている。昼休みに言っていたシェイクというのはその言葉の通りだが、確か昨日から期間限定の味が発売されて、ネット上でうまいって話題になってるから飲んでみたいとかなんとか言ってたな。

 

「おー、行くか」

 

ちょうど喉も乾いてたとこだ。ファストフードはこいつほどじゃないけどまぁわりと好きだし、その提案に乗ってみることにする。
それに今のところイグニスからはウチに来るって連絡も来てないから、帰りが遅くなっても小言を言われることもないだろう。
今日は週の初めだし、あいつも参加する会議が城で行われている日のはずだ。日が落ちるくらいまでやってることもあるらしい。
…いつか俺もその会議に出なきゃなんない日が来ると思うと頭痛くなる。けどまぁ、今は今でこういう時間を楽しまないとな。そのための一人暮らしだってことは理解してる。
なんて言い訳を考えながら二つ返事をすると、プロンプトは上げたままの腕をぶんぶんと振った。

 

「行こ!そうこなくっちゃ!」

 

目を輝かせて喜ぶ姿を見て笑いそうになる。そのくらいでいちいち大げさだし、ほんっとそーいう店好きだよな、こいつ。
おまけに寄り道大好きだし。

 

「ねーついでにそろそろイベント終わっちゃうし周回付き合ってよ」

 

いつもやってるソシャゲの期間限定のコラボイベントは、周回すればするほど色々アイテムがもらえる。
つまりゲームをやり込んでる奴ほど周回が必要になる。強化アイテムとか、すぐ枯渇するやつを貯めとくチャンスだからな。
イベントは明後日までだったはず。けど結構ダルいんだよな周回。俺はもう欲しいの取ったし。

 

「いーけど、シェイクおごりな」
「えぇ!?んーまぁいいけどさぁ。じゃあついでにレベル上げ…」

 

横で不服そうにスマホから顔を上げたプロンプトが、不意に言葉を切って立ち止まり動かなくなる。
水たまりを避けようと足元ばっか見てた俺も、つられて足を止める。急に止まるから危うくでかい水たまりに突っ込むとこだった。

 

「………見て!!」

 

何だよ、と俺が言うよりも早くプロンプトは叫びながら空に向かって指を差した。
言われたままにその指の先を目線で追う。

 

「虹…だな」

 

見慣れた通学路に見慣れない大きな虹が掛かっていた。
ビルの間から見える狭い四角い空に浮かぶそれは、あまりにも現実離れした光景。今まで全然気付かなかった。
数歩先にある水たまりには虹が映り込み、わずかに色付いているように見える。
どこを切り取っても絵になりそう、って言葉がしっくりくる。雑誌の表紙にでもなりそうなくらい、色がはっきりしててとにかくでかい。
いや、てかこういうのって普通大自然の中でしか見れないもんなんじゃねーのか?なんだこれ。

 

「……すご!え、なんかデカいし!きれー!カメラカメラ!」

 

まるで絵の具で描いたみたいな信じられない眺めを目の当たりにして、二人して一瞬言葉を失ってた。
我に返ったプロンプトが、今度は慌てて鞄からいつものカメラを取り出す。
間髪入れずにパシャパシャとシャッター音の連発。俺はカメラのことよくわかんねーけど、正直こんな景色見せられたらそりゃ撮りたくなるよな。
俺も一枚くらい撮っとくか。スマホだし綺麗に撮れるかわかんねーけど。

 

「ねえノクト知ってる?虹を見たら恋愛運が爆上がりだって!」

 

適当に写真を撮り終えたとろころで、プロンプトがレンズから目を離さずに、ゲームの話する時みたいに早口で話しかけてくる。
虹を前にして、カメラ好きとして大興奮ってとこか。

 

「はあ?どこ情報だよそれ」
「こないだテレビで見たんだって!…恋愛運上昇!恋愛運!お願いします虹様!!」

 

ようやく写真を撮るのをやめたかと思うと、今度は手を合わせて虹に祈り始める始末。
さすがに吹き出す。忘れてたけどそういやこいつ、俺を笑わせる天才だったわ。見てて飽きない。

 

「いやどんだけ飢えてんだよ」
「お年頃なんだから仕方ないでしょ!」

 

お年頃って。必死すぎるのが更に笑える。
恋愛運、ねえ。

 

「………」

 

こいつが見たっていうテレビを信じたわけじゃないし、必死になってるわけでもない。けど。

 

やっぱりもう少し撮る!とかなんとかプロンプトが騒いでる横で、手に持ったままだったスマホに視線を落とす。
ロックを解除して、何度かタップ。開いたのはイグニス宛のメッセージ画面。
そこには数日前の「今から行く」「わかった」という短いやり取りが残ってて、それを見るとつい思いとどまってしまう。
必要最低限のやり取りしかしねーのに、こんなのいきなり送ったら変かもしれない。
…でもこの虹がマジですごいのは確かだ。適当に撮った一枚だけど、虹ははっきりと写ってる。
まだ会議中かもしれない。だから何だと思われるかもしれない。返事なんて来ないかもしれない。
…そういや、あの日も雨だったっけ。


ほんの数秒の間に色々な考えが頭にバンバン浮かんでは消えていく。だめだ、一気に考えすぎて頭おかしくなりそ。
だから俺は息を止めて、

 

“虹出てた“

 

とだけ打って、さっき撮ったばっかの虹の写真を、イグニスに送った。
指先ひとつで直接伝えられてしまう言葉と写真。スマホというツールは今更ながら便利すぎて少し恐ろしい。
ふぅ、と息を吐く。自分が送ったばかりのメッセージと写真が画面に映っていて、思わず目線を逸らす。もう送っちまったんだから何しても遅いのに。

 

「よーし、たくさん祈ったしたくさん撮った!これで開運間違いなしかなー!」

 

プロンプトはいつの間にかカメラをスマホに持ち替えて、そっちでも縦やら横やら色々撮ったらしい。
満足気に、どこかうっとりとした表情で画面を見つめている。
平和そうでちょっと羨ましくなってきた。ま、俺が今気が気じゃないのは自業自得か。
てかこいつから写真もらったほうが絶対いい写真だった気がする。もっと落ち着いて考えてればわかったことなのに、情けねー。

 

スマホをスリープにして、諦めたように今度こそポケットへ入れ…ようとしたところで、短い通知。
手のひらで数秒震えたそれは、電話ではなくメッセージの受信を知らせるもので間違いない。
期待するなって方が無理だよな?このタイミングは。これで全然違う通知だったら、と考える暇もなく再びスマホへ目線を落とす。

 

「…!」

 

少し早くなった心臓が、どく、と一際大きく鳴ったのがわかった。
“こちらからも見えた“と、たった一言の返信。数秒後には、城の廊下から撮ったのであろう遠景の虹の写真まで送られてくると来た。

 

(………こんなにすぐ効果あるもんなのか?)

 

嬉しいとかよりまずそんなことを考えてしまった。
絶対偶然だし、運とか何の根拠もない。だからこその偶然が、別々の場所にいるのに同じタイミングで同じものを見ているという、計算できないほどの確率が今実際に起きてしまっているという事実。
イグニスの会議はいつもならもう少し遅くまで掛かっているはずだ。だけど今日は珍しく早く終わったのだろう、よりによってそれが今日だったらしい。
こればかりはさすがに、素直にすげーとしか。

 

「ノクトもいいことあるといーね?」

 

横から何気なく掛けられたプロンプトの言葉すら今は心地よく感じる。
お前こそいいことあるといいな、とは言ってやらねーけど。虹を見たら恋愛運アップなんてそんな胡散臭いこと、それ自体は信じる気ないしな。

 

「…まーな」

 

ただまぁ、こんな偶然なら大歓迎だなって思う。
いつもなら適当に生返事するとこだけど、今日のところは実感こもった返事。


…雨上がりの空はまだ少しどんよりと霞んでいたけれど、まとわりつく湿気はどうにもできないけれど、
なんでもない日が少しだけ、幸せ色に染まる。
そんな瞬間もあるってこと、それが少しだけ嬉しくて。

 

 

 

 

 

 

「では、失礼します。お疲れ様でした」

 

今しがた受け取った書類を抱えたまま一礼し、会議室を後にする。
今日の定例会議は珍しくスムーズに進んだ。先週とは大違いだ。それも陛下が提言書について的確なご判断を下されたからこそで、レギス様の手腕にはやはり恐れ入るものがある。
この調子であれば難航していた決議も、近いうちにようやく落ち着くことになるだろう。
出席者が足早に立ち去った廊下を一瞥してから、一人安堵の溜息をついた。

 

ガラス張りの廊下には、まだ夕日と呼ぶには早い光が満ちている。会議が始まる頃には強い雨が降っていたが、今は止んだらしい。
つい先程晴れたばかりなのだろう、まだ暗く厚い雲が空を覆っている場所もあり、この場所から見ると雲の影が地上にはっきりと落ちているのが見て取れる。
懐かしいな、ノクトが幼い頃はこの光景を見て、どうして明るいとことと暗いところがあるのか、あの雲には乗れるのか、…なんて質問攻めにしてきたこともあった。
今となっては彼は城を出て一人暮らしをしている。とても自立しているとは言えないが、それでもここに居た時に比べて、一般市民と同じ目線で多くのことを学んできたと言えよう。

 

(…こんなことを考えているなんて知れたら、また「親かよ」なんて言われてしまいそうだな)

 

自分でもそう思うが、何年も前からそばで過ごしてきたのだから、多少は許してもらいたいものだ。
親子ほど年が離れてはいないものの、近くで成長を見守ってきたことは紛れもない事実なのだから。

 

雲が流れ刻一刻と変わっていく景色を眺めながらそんな思考に耽るものの、今日の仕事はまだ終わっていない。受け取った書類を整理して、然るべき資料を作成するまでが今日俺が果たすべきことであり、いつまでも思い出に浸っている訳にもいかない。
もう一度息を吐いてから歩き出す。行き先は執務部屋だ。

 

と、人気のない廊下を数歩歩いたところで、ポケットの中で短く着信音が鳴る。この音はメッセージの受信だ。
部屋についたら確認しよう。そう思いかけたのだが、受信音は立て続けに2回。
何か急ぎの用だろうか。もう一度立ち止まって、この場で内容を確認することにする。

 

「な、…」

 

画面を見た途端、思わず小さく声を出してしまった。
メッセージはちょうど学校からの帰り道であろうノクトからで、そこから撮ったのであろう写真と、“虹出てた”という一言が添えられている。
スマホを握りしめたままで固まってしまう。虹に驚いたのではない、このメッセージがノクトから送られてきたということが信じられない。
しかし何度見返しても、どこをどう見てもノクトからのメッセージであって、添付の写真も少し曲がっていて、まさに今取り急ぎ撮って送って来たことがひと目で分かる。

 

今しがた散々見ていた窓の外に虹は出ていない。しかしノクトの帰り道の方向を考えると、こちらは真逆だ。
だとすれば。
仕事に戻らなくてはと気持ちを切り替えたばかりだと言うのに、俺は迷うことなく駆け出して、ノクトが今いるであろう方向の廊下へと向かった。
今、今まさにノクトが見ている虹がそこにあるのなら。
場所は違えど同じものを見ることが出来るなら。

 

(…あった)

 

虹は空気中の水滴が太陽光を反射して姿を現す一時的な現象。特に今の時期はそう長い間現れるものではない。
ぐるりとここ一帯を見渡せる王城。先程いた場所からはほぼ真逆の方向が望めるこの窓からは、遠くに大きな虹が掛かっているのがよく見える。
写真で見る限りでもかなり色が濃く大きい虹だということはわかったが、実際に見るとその美しさがより鮮明になる。
確かに、こんな光景であれば写真を撮りたくなるのも納得だ。しかしまさかあのノクトから、こんな写真が送られてくる日が来るとは。

 

普段からノクトには頻繁に会っているし、何か用事がある時には電話で済ませてしまうことが多い。用事がある時にしかメッセージはおろか電話で話すこともない。
例えばこんな、雑談じみたやり取りなど今までにしたことがあっただろうか。思い返してみるものの思い当たる節はない。
一体どういう風の吹き回しだろうか。すっかり度肝を抜かれてしまって、衝動的に虹が見える場所まで来てしまったけれど。

 

数秒悩んで、書類を脇に挟んでから、手に持ったままのスマホを顔の前に持ってくる。カメラを起動し、横持ちにして、今俺の目の前に広がる光景を写真に収めた。
すぐにメッセージ画面に戻り、ちゃんと撮れているかの確認もせずに、今撮ったばかりの写真をノクトへ送る。
うまい言葉が浮かばずに、“こちらからも見えた”とだけ添えて。

 

ノクトのことだ、こんな虹が出ていたことに驚かせようとして送ったのだろう。
しかし実際には会議は早く終わって、俺も同じ虹を見ることが出来た。滅多にない機会だ、たまにはこんなやり取りも悪くない。
返事が来るとは思っていなかったノクトが驚いている様子を想像してしまい、思わずくすりと笑ってしまった。
と同時に、返信を待たずしてもう一言だけメッセージを送る。

 

…さて、早く仕事を片付けなければならない理由が出来てしまった。
芽生えそうになる甘ったるい感情を今はそっと胸の奥に押し込めると共に、スマホをポケットへ戻す。
本来用事のない場所まで足を運んでしまい、執務部屋へ行くにはかなりの遠回りになってしまった。
しかしその足取りは自分でもわかるほどに軽く、我ながら呆れてしまうほど単純でおめでたい奴だと思う。
日が落ちるまではまだしばらく時間がある。すでにやや色が薄くなりつつある虹を横目に、数時間後に訪れるであろう出来事を想像しながら、俺は人気のない廊下を上機嫌で歩き出した。

 

 

 

“会議が早く終わった。夕食の希望は?”

 

 

 

「…来んのかよ、今日」

 

自分以外には聞こえないくらいの声で、つい口から出てしまった一言。
イグニスへの返事が思い付かず何も返せずにいたら、歩いてるうちにまたイグニスからメッセージが来てたらしい。
連続で来ること自体稀で、まずすでに会議が終わってることにも、あいつが写真を送ってきたことにも、更にウチに来るなんて言い出してることにも、もう何もかも唐突で訳がわからない。

 

「ねーノクト、暑いから早く入ろーよ」

 

ファストフード店の出入口の前でスマホを見ていたら急かされた。確かに雨上がりのせいか妙に蒸し暑い。おー、と小さく返事する。
プロンプトが店の中に入って行くのを確認してから、振り返って空を見上げる。
さっきまで出てた虹はどんどん色がなくなって、今はよく見ないと虹だとはわからないほど、その存在感はあっという間に薄れてしまっていた。

 

(ありがとな)

 

とは、消えゆく虹に向かって咄嗟に思ってしまったこと。
虹には当然意思などない。ただの光の反射だ。それでも今日の立役者は間違いなくあいつだったから。
再びスマホに視線を落とし、短いメッセージを送信。
あー、さっさとイベント手伝って帰んねーと。
今度こそ送信画面を見ないようにすぐにスリープ。空に背を向けて、ようやくプロンプトの後に続いた。

 


“何でもいい。待ってる”

 

 

 


<虹のあとに>

*****

お疲れ様でした。

まずこれを書くにあたり元ネタとなった診断メーカーのお題はこちらです。

(実際に出た時のツイッターの投稿のスクショ)

f:id:oolinklinkoo:20210828154855j:plain

前回の話を書いた数日後だったので本当にびっくりして、えっ????なにこれ読みたいんだが????誰か書いて????ってなってました。笑

素晴らしいお題をありがとうございました。ちゃんとお題活かせてたか心配ですが…

 

 

前回の話ではまだ「今回の誕生日もうちに泊まって行ってほしい」とは本人に言い出すことが出来ない王子でしたが、今回は虹のパワーで(???)「待ってる」と伝えることが出来ました。

虹はとある出典で約束のしるしなんて意味もあるそうですね。夜ご飯を作りに来るという約束を、虹のもとで交わした二人でした。

ちなみに虹を見ると恋愛運上昇!は何の根拠もないです!

 

いよいよ11月には作品の5周年が待っています!!感慨深いですね。

では本当にここまでお読み頂きありがとうございました。